インプラント|アリワ歯科医院|横須賀市久里浜駅の歯医者・歯科

インプラント
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インプラントとは

今まで歯が1本でもなくなると、ブリッジと呼ばれる固定装置や、取り外し式の装置(いわゆる入れ歯)を入れる必要がありました。しかし、固定式のブリッジは違和感が少ない分、隣の歯が健康でも削る必要がありました。
また、入れ歯は左右の歯を削る必要が少ない分、違和感が大きいという欠点がありました。

もし歯が無くなったら…

  • 固定性ブリッジ

    周りの歯を削ります。
  • 部分入れ歯

    入れ歯を支える金具が
    見えてしまいます。

そこに新しく加わった治療法として「インプラント」と呼ばれる方法があります。
新しい治療法といっても、日本に導入されたのは1986年の事です。
現在では耐久性、安定性は非常に良くなってきました。
インプラント治療は、顎の骨の中に金属の土台を埋め込むだけでなく、それを土台として天然の歯と同じような人工の歯をかぶせる治療法です。

材質は人体にとってアレルギーなどが少ないといわれているチタンでできています。この材質は人工心肺や人工関節などにも応用されています。

インプラント治療の長所と短所

【長所】


  • 周りの歯とつなげると残っている歯にも負担がかかります。

  • 残っている歯に負担がかかりません。

  • 歯が全部無くなった場合の総入れ歯は、吸着だけの力に期待する事となります。
    特に、下の入れ歯では骨がやせてくると安定が得られない場合が多いです。

  • インプラント治療はこのような場合にも応用できます。インプラントに入れ歯を留める事ができ、よりしっかりと安定します。

その他の長所として

  • 固定してあるので良く噛める
  • 違和感が少ない
  • 自然観の再現

など、さまざまな長所があげられます。

しかし、すぐれた長所がある一方、もちろんリスクも伴います。
ただし、きちんと診査・診断・治療・メンテナンスを行う事によりそのリスクは抑える事ができます。

【短所】

  • 治療が終了するまでの期間が長い(2ヶ月~1年)
  • 安定しない場合がある
  • 保険適用外(自由診療)である
  • 自分の歯と同様に、無くす可能性がある

インプラント治療はむし歯と違い、すぐに治療を始めるというわけにはいきません。
治療を始める前に、残っている歯の状態、骨の状態、噛み合わせの状態、健康状態などを調べます。リスクを抑え、かつ治療で良い結果を得るには、始める前の診査・診断が非常に重要なのです。

次のような流れで行います。

問診

  • 全身疾患の有無・喫煙の有無、量。
  • 口の中の全体的な問題(歯ぎしり・噛み合わせ)。
  • 局所的な問題(むし歯・歯周病)。
  • 審美的要求度・時間的、経済的制約など。

視診・触診

  • 顎の骨が大きく減っていないか。
  • 残っている歯の状態、骨の状態など。

レントゲン検査

  • いろいろな種類のレントゲンを撮影し、骨の量、埋入場所などを診査。

歯列模型
口腔内写真

  • 口の中の模型を製作し、残っている歯や、噛み合わせなどを細かいところまで診査。
  • また、口の中の写真も撮影させて頂き、欠損部位の確認、残っている歯の状態、噛み合わせなどを診査。

治療方針説明
治療方針決定

  • 現段階での治療方針を説明させて頂き、同意して頂いた後、治療を開始。

インプラント治療の流れ

診査・診断

  • 問診・触診・レントゲン撮影。
  • 口の中の模型・写真。

インプラント埋入前処置

  • 口の中のブラッシング指導 ・残っている歯の処置。
  • むし歯・歯周病・噛み合わせのチェック。

インプラント埋入手術

  • 上顎 6ヶ月~1年。
  • 下顎 2~4ヶ月。
  • 1次手術でインプラント埋入、2次手術で連結用のアバットメントを装着。

仮補綴装置の装着・修正

  • 2~3ヶ月程度、仮の歯を装着。

上部構造製作

  • この期間で問題が無ければ、最終の歯を作製。
  • 型どり、噛み合わせ採得、試適、装着。この期間約1ヶ月。

メンテナンス

  • インプラントは埋入した後が特に重要。
  • 定期的に問題が無いかチェックを実施。

インプラント治療のQ&A

Q

インプラント手術に痛みはありますか?

A

手術時は麻酔下で行いますので基本的には痛みは感じません。
術後、麻酔が切れる時に痛みが出る事がありますが、当院では痛みを小さくする事を目指しております。

Q

インプラント治療に入院は必要ですか?

A

昔と違い、通常の場合入院は全く必要ありません。

Q

奥歯のインプラント治療は可能ですか?

A

基本的には可能です。ただし、顎の骨の状態、噛み合わせの状態などを検査した上で判断します。

Q

インプラントはどれくらいの寿命ですか?

A

これに関してはそれぞれの患者様によっても条件が違いますので何ともいえませんが、インプラント自体の材質、構造も良くなってきていますので、寿命も長くなってきています。

Q

費用はどれくらいですか?

A

最終的な金額は検査をしてみなければわかりません。何本必要か?骨の状態はどうか?などの条件によって若干変わってきます。一度ご相談ください。